たんぱく質の摂りすぎは内蔵疲労を起こし太る

たんぱく質の摂りすぎは内蔵疲労を起こし太る
筋肥大のために筋トレしている人やスポーツをやっている方は1日に体重×2gのたんぱく質を摂取することが推奨されています。基本的にこの量を1日を通してこまめに摂取することで筋肉に十分なたんぱく質を補給することができます。

しかしたんぱく質を過剰に摂取した場合はどうなるのでしょうか。

必要以上のたんぱく質は内蔵疲労の原因にも

たんぱく質は体内で余って吸収されない分は分解されて窒素になります。窒素はアンモニアになり、アンモニアは肝臓で無害化されて尿として排泄されます。

たんぱく質を過剰摂取した場合、より多くの窒素が発生し肝臓への負担が大きくなることは容易に想像できます。結果的に多くの窒素を処理するために内蔵疲労が起きます。

たんぱく質は1日数回小分けにして摂取するのがセオリーですよね。一度に大量にたんぱく質を摂取しないのであればそこまで問題にはならないでしょう。

とは言え、3時間おきにたんぱく質を吸収しようと内蔵が動いているわけで、1日3食の普通の人たちよりも内蔵へかかる負担は大きいことは覚えておきましょう。

1日に過剰にたんぱく質を取ればその分太る

必要以上のたんぱく質を摂取しているということは同時にカロリーも増えているため、過剰なカロリーは体脂肪へと変わり、結果的に太ります。

食事からもたんぱく質を豊富に摂りたいところですが、同時に脂質や調理方法や一緒に食べるものによっては炭水化物も同時に摂取している場合が多いため、食事量が増えてしまい太ることも十分考えられます。

プロテインをたんぱく質摂取のメインにするなら摂取カロリーと炭水化物、脂質の量を計算しやすいはずなので、必要なたんぱく質量を摂取すると炭水化物、脂質の量や摂取カロリーなども計算し、自分の基礎代謝と活動代謝よりも多くなっていないかチェックしてみましょう。

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