ホームジムの床のカビ対策方法
ホームジムの床補強時のカビ発生リスク
ホームジムを作る場合、多くはパワーラックを設置する床を補強するためコンパネを敷いて負荷分散をします。
その際に、床とコンパネの間に湿気がこもってカビが生えてしまうのではないかと心配しますよね。
高温多湿な日本でカビが発生することは防げませんが、可能な限り床のカビ防止方法を実践していますので、少しでも参考にしていただき、あなただけのホームジムを作ってもらえたらと思います。
コンパネと床の間のカビ対策
コンパネと床の間に備長炭シートを敷く方法が唯一のカビ対策です。いくつかのメーカーから発売していますがどれも薄いシートに備長炭を練り込んであり、防湿や消臭効果が期待できるものです。
湿度が異様に高い場合は備長炭シートのキャパを超えて湿度吸収は期待できませんが、ないよりはマシでしょう。
とは言えシートが吸収できる湿度にも限界があるため、気持ちカビ対策をする程度に考えるべきです。
備長炭シートはこちら
床に敷くコンパネやクッションフロアは一度パワーラックを置いてしまうとずらすことができなくなります。そのため床の対策は何もしないか、備長炭シートを敷くくらいしかすることはありません。基本的に「部屋の使い方」が余暇のカビ対策になると考えてください。
筋トレの際は冷房を使う
筋トレの際はホームジム内の湿度を上げないために梅雨、夏は必ず冷房をいれて筋トレをしましょう。
電気代節約のためと窓を開けて蒸し暑い中筋トレをすれば当然コンパネと床の間に湿度がたまり、カビ発生の原因となりかねません。
そのため、湿度が上がり始めたら冷房を入れましょう。快適に筋トレができるだけでなく床のカビ発生防止にもなりますよ。
冬でも加湿は極力しない
冬場の乾燥対策で加湿器をホームジムの部屋にも置く人がいますが床のカビが気になるなら避けたほうが良いでしょう。私は一度もホームジムの部屋に加湿器を置いたことはありません。
実際にネットでは加湿器を置いていてホームジムの床にカビが生えた人を見かけました。自分から室内の湿度を上げる行為は避けるべきでしょう。
湿度が高くなければ窓をあけて換気
そこまで湿度が高くない春や冬は基本的に窓をあけて換気するのがお薦めです。室内の温度と湿度をこもらせないようにするためです。
またホームジムの部屋のドアは極力開けっ放しにして空気をホームジム内だけで滞留させないようにするのもお薦めです。