パワーラック設置の疑問解消

パワーラックのセーフティーバーの仕様解説

自宅の筋トレの弱点が『危険』ということ

自宅で筋トレしている際にウエイトが落下し怪我をしても誰も助けてくれないことも多いと思います。ジムではトレーナーなり、周囲の人たちが何かあれば駆けつけてくれて救急車を呼んでくれますがホームジムではそうもいきません。


そのためパワーラックにはバーベルの落下を防止するためにセーフティーバーがついていて、このおかげで危険を回避できます。動画を見ればわかりますが、セーフティーバーがあれば怪我をせずに済んだのに、というものが数多くあります。ジムですらプレスベンチにセーフティーバーがないことでバーが首に落下してしまう人も見ることが出来ます。この動画を見たら自宅でパワーラックなどのセーフティーバーがない環境で筋トレする気にはならないでしょう。

セーフティーバーで安全に最大限の筋トレができる

セーフティーバーがあれば1レップできるかどうかのギリギリのウエイトであっても安心して扱うことができます。自分に降り掛かってくるバーがセーフティーバーで止まるというのは筋肉を極限まで鍛え抜きたい方にとってはとても重要です。

ベンチプレスで潰れてしまう危険性やスクワットでの転倒や落下などちょっとしたミスが命取りになってしまう場合があります。パワーラックであればセーフティーバーでしっかりと自分自身を守ることが可能です。

セーフティーバーの高さにバーを置いておける

個人的に私が重宝しているのは、バーベルを床ではなくセーフティーバーに置いて、その高さからバーを持ち上げるときです。
ラックにバーを置いてもいいですが、例えばバーベルカールの場合だとバーを持ってからパワーラックにぶつからないように後ろに下がるのが面倒なのです。

セーフティーバーはパワーラックのどの位置にでもバーを置くことが出来ることと、腰をかがめるようにして床からバーベルを持ち上げないで済むことが個人的に大きなメリットになっています。
私は腰痛持ちなのでこれは非常に助かっています。

特にセーフティーバーの高さは自由に変えられるので、ベンチプレス、バーベルカール、バーベルロウなど筋トレのメニューによって最適な高さにして使い勝手をよくしてくれます。

貫通式とスライド式のセーフティーバー

貫通式のセーフティーバー

格安パワーラックと高級パワーラックの違いはセーフティーバーにも見られます。格安パワーラックはパワーラックの縦パイプに穴があいていて、その穴を前後貫通させるようにしてセーフティーバーを通します。この貫通式は単純なのでコストを低くすることができ、結果として格安パワーラックに採用されています。

このように前後の柱2本を貫通して通すのが貫通式のセーフティーバーです。動画では早回しをしていますが正直面倒すぎます。

高さを変える際はセーフティーバーを一度完全にパワーラックから抜く必要があり、セーフティーバーの長さだけ部屋の奥行きが余分に必要になるほか、長いセーフティーバーの取扱が面倒で、高さ調整する際に手間がかかります。

スライド式のセーフティーバー

一方で高級パワーラックの場合は、セーフティーバーを抜くことはせず、横から手前に引くと抜けるものや、ノブが着いていてそれを押すと上下にスライドできるものがあります。パワーテックやタフスタッフがそうです。これらのスライド式セーフティーバーはパワーラックで一度に全身を鍛える場合などに高さ調節の時間短縮ができ手間がかなり減ります。

こんなに簡単に高さを変えることができるセーフティーバーはありません。

ホームジムでパワーラックを採用する際や、特に業務用としてプライベードジムを運営する際は特に利便性が向上するため、少し贅沢をして高級パワーラックを購入したほうがあとあと使い心地が良い、ストレスが少ない、筋トレの時間短縮になるなどメリットが多いためお薦めです。

全文を読む

【体験談】パワーラックの引越しは大変!?

パワーラックのある部屋の引越し

パワーラックの解体作業は組立よりも数倍労力がかかります。ナットを外すだけでそれまで固定されていた鉄骨同士がバランスを崩して倒れてしまうからです。特に高級パワーラックはボルト止めする箇所が多く、解体にとても時間がかかります。

私は3回パワーラックを解体しました

実際に3回パワーラックとハーフラックの解体をしたことがありますが、すべて一人で行いました。その苦労は異常でしたが頼める人がいなかったため仕方なくひとりで解体したのです。

今思えば無謀ですが、私のように何回もホームジムを組み立てては壊しを繰り返していても毎回辛いですし、パワーラック販売店のゴールドジムの販売スタッフもまずひとりで組み立て検品することはないでしょう。

引っ越しの際だけは誰かに頼んで解体してもらうのがベストです。支柱が倒れて壁に穴が開く、床がえぐれる、なんてことになったら手遅れです。

引っ越し業者に解体を依頼する

自分でも解体できないし、誰にも頼めない、そんなときは引越し業者に解体をお願いしてみましょう。基本的には解体の手数料がかかります。場合によってはサービスでやってくれるかもしれませんが、一人でできないものに挑戦して失敗するなら、費用を払っても解体してもらったほうが良いです。

引越し先で改めて組み立てる

組み立てもできれば二人で

引越し先に着いたらパワーラックの組立です。これは一度組み立てたことがあるのであまり迷わずにできるでしょう。これも二人以上で行いましょう。組み立てるときはできれば床を傷つけないようにラグなどを敷いておくと安心です。

一度組み立ててしまうとなかなか部屋の中での位置移動や別の部屋への移動はできなくなりますので、予めホームジム専用の部屋はここで良いのかを熟慮しておいたほうがよさそうです。

引越し業者はパワーラックの組み立てまではしてくれない

引越し業者は、今の家から荷物を運び出す作業と、新しい家に荷物を運び入れる作業を代行してくれます。

運び出す際にドアから出せなくて分解することはあっても、運び入れたあとに元に組み立て直すことはほぼありません。基本は自分で組み立てると覚悟しておいたほうが良いでしょう。

全文を読む

パワーラック設置にコンパネは必要?

カーペット、畳、クッションフロアならコンパネ不要

床がカーペットや絨毯、クッションフロアの洋室や畳の和室の場合、コンパネは不要でしょう。実際私はカーペットの洋室でそのままパワーラックを設置していました。絨毯とパワーラックの接地面にあとがつく程度で2年以上まったく問題なく使用していました。

賃貸の場合でも経年劣化として特に敷金が取られることはないと思います。タンスや机を置いてある部分も凹みますよね。普通に生活していてそうなるので問題ありません。

フローリングの場合はコンパネ必須

床がフローリングの場合はコンパネを敷いたほうが良いでしょう。なぜなら床板が割れる可能性があるからです。パワーラックの接地面が小さいため衝撃と重さが一気にかかるので経年劣化とともにヒビが入る可能性は否定出来ないでしょう。

割れずともフローリングの一部が沈み込んで変形する可能性が高いです。
⇒私のホームジムのコンパネやクッションマットなどを設置したときの体験レポートはこちら

ホームジムの床補強の材料はコンパネ以外にもあると便利

コンパネはただの板です。板をフローリングに直接置くのではなく、クッションマットを敷いた上にコンパネを敷いたほうが床に対する衝撃と負荷を分散させることができます。実際の私の設置レポートを見てもらえばわかりますが、かなり慎重に床材を重ねています。

  1. 一番下:クッションマット2cm
  2. 真ん中:コンパネ0.9cm
  3. 一番上:ジョイントマット2cm

というわけで3重にしています。クッションマットは柔らかく衝撃吸収に最高なのでフローリングに直接触れる部分として利用しています。その上にコンパネを敷いて床に直接衝撃が伝わらないようにしました。さらにコンパネの上にジョイントマットを敷いて、コンパネに直接重量不可がかかってヒビ割れ等起こさないようにしています。

コンパネなどにかかった費用

私は念には念を入れて3重にしたので合計で1万円ほどかかりました。正直ちょっとお金かかりすぎたなとも思います。出費を抑えるならコンパネ1820cm×920cmを2枚並べて使うとして、4,000円くらいで済むと思います。コンパネはこのサイズが規定サイズでどこのホームセンターでも売っています。

費用を抑えるのも良いですが、一度パワーラックを設置してしまうと、途中からコンパネの下にクッションマットを敷こうと思うとすべてどかさないといけません。最初から計画を立てて床補強を実行しましょう。私のお薦めはやはりクッションマット、コンパネ、ジョイントマットです。

実際に使っていて問題がまったくないからです。ぜひ検討してみてくださいね。
⇒私のホームジムのコンパネやクッションマットなどを設置したときの体験レポートはこちら

全文を読む

パワーラックは外に置かないほうが良い

外ではパワーラックが錆び始める

室内にパワーラックを置くことが出来ないから屋外に置く事はできるかどうか、ということですが、基本的にパワーラックは室内で使うことを前提に作られているため、雨などで錆び始めます。

野ざらしにすれば一気に錆びますので気をつけてください。

屋根のある屋外にパワーラックを置く

屋根が有り直接雨が当たらない場所にパワーラックを置く場合も湿気と風によって酸化も進みサビてきます。

結局屋外に置くことを想定していないため、故障の原因になり得てしまうのできをつけてください。

屋外にパワーラックほ置く場合の手入れ

基本的に雨があがったあとは乾拭きしてパワーラックに水滴が残らないようにします。特にボルト止している部分に水分が残らないようにしましょう。

パワーラックだけでなくプレートやバーなどは一気に錆び始めます。これらが折れたり欠けたりしないような手入れも必要です。錆止め剤などの使用も検討したほうが良いでしょう。

屋外置けばパワーラックは消耗品になる

基本的にパワーラックは購入して普通に使用していればほぼ一生使えるほど頑丈な作りになっていて、消耗品感覚ではないですが、屋外に置く場合は劣化スピードが異常なまでに早いため消耗品として割りきって使ったほうが良いでしょう。

特に高重量スクワットなどをする場合はサビなどの劣化によって曲がる、折れる、ことはパワーラックとバーの双方にあり得ることです。パワーラックの骨組みが折れることはまずないですが、折れるときはボルト・ナット部分がサビて劣化して折れ、パワーラック自体が不安定になることは十分考えられます。

一気に崩れることはまずないと思われるので、毎回安全確認をして使うようにしましょう。

全文を読む

和室にパワーラックでホームジムを作るときの注意点

自分の部屋が和室だったり、今住んでいる家が和室しかない場合、畳の上にパワーラックを置いて使うのはアリなのかどうか、という疑問を持っているのではないでしょうか。

結論から言えば、全然アリです!
ただし戸建ての和室には床の構造上、注意が必要かもしれません。

畳は消耗品と思って諦める

畳はタンスや机、ベッドフレームを置いていれば必ずその部分が凹みます。これは物をどかしても直りません。使っていくうちに色褪せるし固くなっていきます。要するに畳はどんどん劣化するため消耗品と割り切ることが大切です。

パワーラックを畳の上に置いたら凹んでしまうんじゃないか、という心配はあまり意味のない心配であると言えるでしょう。もし賃貸に住んでいたとしても、普通に生活する上でついた凹みであればそれは経年劣化による妥当なものなので悪いことではありませんし敷金等で取られることはありません。

パワーラックの場合は畳の上にコンパネを敷くことをお薦めしているので特に一点集中の凹みなどはまず発生しませんので安心してくださいね。

畳の上にコンパネを敷く

衝撃吸収能力の高い畳

個人的に畳の上に直接パワーラックを置いても問題ないと思っています。畳自体がクッションになっているので衝撃吸収製は良いと考えられるからです。

畳にパワーラックの跡をつけたくない場合

しかし畳にパワーラックりの跡をつけたくないと考えているならコンパネを買って畳の上に敷き、その上にパワーラックを設置しましょう。

畳の沈み込みや柔らかさ対策にもコンパネ

畳は柔らかさがあり衝撃吸収性はありますが、スクワットやデッドリフトの祭に両足で踏ん張るときに沈み込みが気になる方もいるでしょう。その場合もコンパネを敷くだけで解消できます。

個人的にコンパネの費用数千円分を出さなくても良くなるため和室にパワーラックを置くならそのままでも大丈夫かと思いますが、気になるならフローリングと同様にコンパネを導入することをお薦めします。

戸建ての和室にパワーラックを置くときの注意点

マンションの床は抜けないが戸建ては・・・

今まではマンションの和室について解説してきました。マンションの構造上、パワーラックやウエイトをある程度置いても床が抜けることはまずあり得ないためです。

床下の補強が必要かも

しかし戸建ての和室の場合は床下の構造上、重さに耐えられない場合もあります。また湿気などにより床下の木材などが本来の耐久性をなしていない場合もあります。この辺はプロにまかせて床の補強をしてもらうなど注意が必要です。

また戸建て2階にある部屋も築年数が経っている場合は補強が必要になる場合が多いので注意しましょう。

畳の床が不安な場合は軽いハーフラック導入がお薦め

ハーフラック床の耐久性などを考えると、できるだけ本体重量が軽いハーフラックが断然お薦めです。私はマンションですがこれまで2台ハーフラックを購入してホームジムを作りました。パワーラックに劣ることなく同等に使えて価格も抑えられるのでお薦め。

使わなくなったときのリセールバリューも高く、コスパ最強のパワーテック製ハーフラックがおすすめです。
⇒パワーテックのハーフラック(私も現在使用中)の解説はこちら

全文を読む

パワーラックで床が抜けるワケがない理由

建築基準法上、床が抜けることはまずあり得ない

パワーラックを置いてそこで筋トレすることで床が抜けると心配する人もいますが基本的には抜け落ちることはありません。これは木造アパートだろうが鉄筋コンクリートのマンションだろうが変わりありません。

まずホームジムに設置したパワーラックで筋トレする場合の全重量を見ていきまょう。

パワーラックで筋トレした時の重量例

このように考えると~380kgもありません。
そもそもスクワットを200kgでやる人がそんなに多くいるでしょうか。これはジムで相当ハードに鍛えてコンテストの優勝レベルの重量だと思います。基本的にここまで重くなることはまずないと思いますが、一応ここまでやると仮定して考えてみましょう。

建築基準法による床積載荷重

建築基準法によって『これくらいの負荷がかかっても大丈夫なように作れ』と規定されているのをご存知でしょうか。

それは1㎡で180kg以上の強さに耐えられる構造に作ることです。さらに180kgという基準重量は最低ラインのことで普通はこれよりも強く耐えられるように床が設計されています。10㎡の部屋であれば最低1800kg以上のものが置いてあっても耐えられるように作られています。

先程380kgの重量になることを想定と書きましたが、パワーラック・ウエイト・自重の合計380kgはパワーリフティングで優勝レベルの人の筋トレ重量になるのでホームジムレベルであればまず心配する必要はないと思います。騒音等も耐え難く近隣の方の迷惑になってしまうはずです。

180kg/1㎡は最低基準

この建築基準法の基準に関しては、この重量が一時的に乗った場合でも大丈夫なように作る基準です。ですから常に180kgを超えるものが1㎡に置いてあると数年で何かしらの変化が起きると考えることもできます。

何年も置いてある大量の本で床がたわむ

実際に書斎として大量の本を天井まで積み上げていた場合、床板自体がたわんできて部屋の扉が開きにくくなったという事例があります。これは床板だけに影響があるのか、床の構造自体が歪んできたのかは不明です。しかしこれは『常に』1箇所に180kgを超える重量をかけているからです。

毎日ベッドで寝ても床は抜けない

例えば1㎡に80kgの人が2人立ったたらかなり危険かというとそうではないですよね。こんなこと狭いキッチンならよくあることです。そこに3人が立ったら床が抜ける可能性があると思いますか?そんなこと普通に考えてないですよね。

ダブルベッド&マットレス一式70kg以上に体重70kg平均の二人が寝るとそれだけで200kgを超える重量ですからけっこうヤバイってことになってしまいますよね。それでも8時間毎日寝ても床が抜けるなんてことはまずありえません。

毎日風呂に入っても床は抜けない

また湯船にお湯を入れると150リットルほど、そこに80kgの人が入れば200kgを超えます。湯船などの本体の重さもありますからすごい重量になりますよね。でも床は抜けません。

一時的な高重量負荷がかかったとしても床は抜けるわけがない

要するに、一時的に180kg/1㎡を超える重さが一点集中的に掛かっても問題はないということです。普通の自宅筋トレをする程度の重さであり、1日のうち数十分パワーラック周辺が重くなる程度であれば心配する必要はないんです。

鉄筋コンクリートのマンションやアパートならさらに安心できると思います。

それでも床が抜けるのが心配ならハーフラックがお薦め

パワーラックやウエイトなどの重量で床が抜けることはありませんが、それでも心配な方は、パワーラックではなくハーフラックがお薦めです。その理由は、

私がハーフラックを2台買い替えた理由のひとつがラック自体の重量が軽いからです。またスペースもパワーラックの半分の空間占有率ということもあって現在はハーフラックで筋トレしています。

パワーラックはそれだけで格安の華奢なパワーラックでも90kg~100kg前後あります。ハーフラックの40kg前後の軽さは驚異的で、200kg以上のバーをラックにぶつけるように降ろしたりしなければパワーラックと同じように安定しています。共同住宅で筋トレする方はそんなことしませんよね。

床が抜ける以前にフローリングに傷みが生じないかという点でも軽いハーフラックにしておくのは良い選択かもしれません。


45kgと軽量なパワーテックのハーフラック
幅127×奥行91×高208
95,040円(税込・送料無料)
鉄骨がパワーラックに比べて6本少ないことで重量が半分になっているため、床への負荷が軽減されます。私が使用しているのがこのハーフラックです。耐荷重量450kg、チンニングバーは180kgまでOKなのでハードな筋トレがパワーラック同様に可能です。もちろんオプションでケーブルマシンを接続することもできます。

全文を読む

パワーラックの耐荷重量と耐久性

耐荷重量とは

耐荷重量とは、そのパワーラックがどれくらいの重量がかかっても大丈夫な範囲の目安重量です。

例えば『耐荷重量200kg』と書かれていれば、バーベル200kgがパワーラックもしくはセーフティーバーに掛かっても大丈夫、ということです。

実際にはガシャンとバーベルを落とした時の瞬間最大重量はバーベル以上の重量がかかることがあるため、余裕を持った耐荷重量のパワーラックを選ぶ必要があります。個人的には耐荷重量200kgなら160kg~180kg程度であればラックやセーフティーに落としてまったく問題ない範囲だと思います。

どれくらいの耐荷重量を目安にパワーラックを選べばよいか

自宅でどの程度のウエイトを使うのかが重要です。

スクワットもベンチプレスもどちらもそんなに高重量ではやらず、120kg前後が最大重量なのであれば、どのメーカーのパワーラックでもほぼ安全に使える範囲内と言えます。
⇒低価格のお薦めパワーラック解説ページ

しかしスクワットやデッドリフトなどで180kg以上をやりたい、という方はできるだけ耐荷重量の高いパワーラックを選んでおいたほうがよいでしょう。パワーラック自体の価格は高めになりますが、自分の命を預けることになる機材くらいは安心できるものを買うようにしたいものです。
⇒耐荷重量の高いお薦めパワーラック

実は高重量でトレーニングし続ける上で重要なのは耐荷重量だけではなくパワーラック自体の耐久性もとても重要になります。これは後述します。

チンニングバーの耐荷重量

パワーラック全体では200kgや400kgという耐荷重量がありますが、チンニングバーやディップススタンドなどは別の耐荷重量が設定されています。これらはボルトで止められているだけなので当然パワーラック本体の耐荷重量を遥かに下回ります。

だいたい100kg~180kgまでの耐荷重量が多いです。体重に加えて20kgプレートをつけてチンニングする場合なども想定してチンニングバーなどの耐荷重量をチェックしておきましょう。

パワーラックの耐久性を考える

ジムで格安パワーラックが使われない理由

格安パワーラックが悪い、品質が低いと一概に言えませんが、ジムなどで採用されない理由のひとつに耐久性の不安が挙げられます。ジムは不特定多数の人が毎日100回、1,000回、10,000回とバーをラックやセーフティーに落とします。これだけの衝撃に数年間、10数年間耐えられる仕様になっている必要がジム器具にはあります。

しかし格安のパワーラックではどうしてもここまでの耐久性を求められないのが現実です。

格安パワーラック使用人数の少ないプライベートジムでも導入されにくい

最近はプライベートジムを経営する上で、経営者が悩む部分でもあります。プライベートジムでは一般的なジムよりも数十倍使用頻度は低くなりますがそれでも耐久性と安全性を考えるとどうしても格安パワーラックは導入できず、結局安心して使え、価格面でもかなり安く抑えられるタフスタッフやパワーテックのパワーラックやハーフラックを導入する場合が多いです。

一方、個人宅では格安パワーラックでも耐久性に問題ない場合が多い

では自宅で使うパワーラックの場合は、というとプライベートジムよりもさらに数倍以上使用頻度が下がります。そのため格安パワーラックでもまったく問題なく10年以上使うことが可能であると考えられます。しかし経年劣化により、個人使用であってもボルトの緩みや歪みがその間に出る可能性があり、そこはもう自己責任の範疇になるでしょうけどね。

パワーラックの耐荷重量の部分でも書きましたが、自宅で一人で筋トレしている場合、100kg以上のバーがベンチプレスの際に落ちてくれば致命傷になる可能性が高いですよね。ラックに乗せても、セーフティーバーに落下しても、パワーラック自体が劣化によって持たなかったら結局大怪我に繋がります。

安全性ら問題がある商品はほとんどないと考えられますが、10年単位で考えれば予測は困難でしょう。パワーラックはできるだけ安全を買うつもりで選ぶことをお薦めします。

自分がどんな筋トレをするのか、一度しっかりと向き合ってパワーラックを選んでみてくださいね。

全文を読む

パワーラックをマンションに設置する際の 音、振動、床対策などの注意点

パワーラックを自宅マンションに設置する際の注意点を、今まで3台のパワーラック、ハーフラックと2台のプレスベンチを購入して使ってきた筆者が解説します。

マンションの床対策

まずは床対策です。大きなパワーラックを置いてもマンションの床が抜けることはまずあり得ませんので安心してください。それよりも注意すべきは床材の劣化と破損です。これはパワーラックを設置する床により違います。詳しくは『パワーラックで床が抜けるわけない理由』も御覧ください。

絨毯・・・そのまま置いて問題なし

絨毯の上に置く場合は絨毯に凹みができますが品質に問題がでることはないので問題ありません。

畳・・・沈み込みありだがそのまま置いて問題なし

畳の上は振動吸収という面では最高の環境です。ただし高重量で畳が確実に沈みます。足元も床よりは柔らかいのでスクワットの際など安定感に違和感を感じる方もいるかもしれません。その場合はコンパネを敷いて部分的に沈み込むのを防ぐことで安定した筋トレが可能になります。気にしない場合はコンパネなど不要でそのまま畳の上にパワーラックを置いたり、ラグやクッションマットを敷いてその上に置く程度で問題ないでしょう。

フローリング・・・高重量で割れる可能性

パワーラックの重さとウエイトの重さが一点に集中する場合、フローリングが曲がったり割れる可能性があるため重量を分散して床に伝える必要があります。そのためフローリングの上にコンパネという板を敷いて広範囲に重量を分散させる必要があります。

タイル・・・高重量で割れる可能性

タイルの場合は重量が一点集中した場合に割れる可能性があるので、ラバーマットの上にコンパネを敷き、さらにその上にまラバーマットを敷いてサンドした状態でパワーラックを置きます。タイルに直接堅いものを触れないようにしてさらにコンパネで重量負荷分散をします。

マンション内の騒音対策

パワーラックは金属音が響く

マンション内の騒音問題はテレビや子供の騒ぎ超え、走ったときの振動など日常的な生活音だけでも響きます。

パワーラックの場合はラックにバーを戻したりセーフティーバーにバーを下ろしたときに多く鳴り響きます。これに関してはまず消音は無理です。音を少しでも減らすためには金属のラックやセーフティー部分にスポンジやゴムなどでカバーしてバーとの設置音を消音する方法が一般的です。

鉄筋コンクリートのマンションは音が四方八方に響き渡る

木造アパートは遮音性が低く話し声すら隣の家に聞こえます。なのでパワーラックを設置すれば音がよく聞こえてしまいます。正直木造は住環境としては厳しいものがあるでしょう。

一方で、分譲マンションのような鉄筋コンクリートの場合は声などはかなり軽減されますが、実際は聞こえます。私は2軒の賃貸マンションに住み、2軒の分譲マンションを買い替えして今の新築分譲マンションを購入していますが、耳を澄ますと声がかすかに聞こえることはあるんです。

分譲でも賃貸でも大きな違いはなく、鉄筋鉄骨コンクリートでも防音性や振動を伝わらせないことなどあり得ないことなんですね。ドアをバタンと閉めるだけで響くなんてよくあることです。

子供が走り回る音がうるさいと思ったら上の家ではなく斜め下の家の音が響いていたということはよくある振動の伝播の問題です。コンクリート造に遮音や防音があるわけがないのです。

防音フローリングは気休め程度

私は2回リフォームをしたことがあるので少し詳しいのですがフローリング材にも防音性の高い振動を吸収する価格の高いフローリングがあります。L-40とかL45などと等級があります。これは生活音を軽減するものであり、高重量ウエイトを扱う筋トレに関しては対応できるはずがありません。

防音フローリングや二重床(うちは最新の二重床・二重天井)でも音は普通に伝わるので期待しないほうがよいです。基本は自分がいかに振動を抑えて筋トレをするかにかかっています。

マンションだろうがパワーラックの音対策・振動対策は十分とる

マンションにパワーラックを設置して筋トレする際は、音と振動は絶対に隣家に伝わると考えてください。上記のような金属音対策、床の対策をしても絶対に伝わります。

そして1階だから問題ないことはなく、振動は床と壁を伝って隣と上に響いていきます。自分が感じないだけで隣家にはしっかりと伝わっていることを自覚する必要があります。

自分の意識の問題でマンション騒音を軽減する

ではマンションで迷惑がかからないように筋トレするにはどうするかというと、

しかありません。ジムと同じようにホームジムで筋トレはできないため、神経質になるざるをえないのです。

全文を読む