アイロテックのパワーラック解説
アイロテックの低価格パワーラックはお薦めできない
アイロテック パワーラックV-MAX
サイズ:幅115×奥行114×高さ210cm
重量:90kg
価格 54,648円 (税込)
セーフティーバーが使いにくい
アイロテックのパワーラックはいくつかランクの違う商品が出ていて、最安値のものはセーフティーが貫通式でかなり使いにくい形になっています。設置場所の部屋の奥行きがないと厳しいですね。個人的に狭いホームジムで利用する際は使いにくいのでお薦めはできません。奥行きのある部屋で使ったとしてもセーフティーの高さ変更が面倒です。しかしこの手間が低価格を実現しているので仕方ないですね。
アイロテックの『パワーラックV-MAX』は低価格にも関わらず、ボルト接合部分などもしっかりしています。また低価格で導入しやすいこともありかなり使用している人が多いパワーラックです。安全性に関しては問題なく使えますので貫通式であることを我慢できれば買いでしょう。
しかしパワーラック.comがアイロテックでお薦めするなら2万円高くても使いやすい下記のパワーラックです。
アイロテックは最高価格帯のパワーラックがお薦め
サイズ:W1160×D1340×H2010mm
重量:106kg
価格 77,760円 (税込)
ラック、セーフティーの高さ調整が簡単
回転させてスライドして取り外すセーフティーでこちらはとても使いやすいです。床との接地面も『コの字』になっているので床への重量分散と安定性に関しても上記の『パワーラックV-MAX』とは比較にならないほどしっかりしています。逆にパワーラックV-MAXの安定感には疑問が残ります。
サイズもややコンパクト(しかしシャフトは2mのもののみ対応)ではありますが、かなりしっかりした作りになっているので、自宅で本格的に筋トレしたい方は選択肢のひとつとして有力候補になると思います。
何よりも価格が10万円を切っている時点でかなりお買い得です。安心感と使いやすさ、価格面で言うとアイロテックのパワーラックは抜きん出ている感が強いですね。
前述した使いにくい5万のパワーラックならこちらのHPMを選んだほうが後々ストレスフリーで筋トレができ、さらに頑丈なフレームで安心感も高い状態で筋トレ出来るでしょう。
ディップスバー、ケーブルマシンをつけることが可能
7万円台という安価なパワーラックに位置づけられるアイロテックですが、実はディップスバーが標準装備、さらにケーブルマシンを別売りオプションで取り付けることが可能です。これによってパワーテックやタフスタッフと同等の筋トレが可能になります。
拡張性も高いのでできるだけ安く、ゆくゆくはケーブルマシンなどの拡張もしていきたいと考えているならアイロテックも検討できるはずです。
アイロテックの耐荷重
アイロテックのパワーラックは耐荷重の記載がありません。
200kg程度で潰れるほど弱くはないと思うのでほとんどの人が安心して使えると思いますが、パワーリフター系の方は万が一のことを考えて耐荷重の記載があるメーカーのパワーラックを選んだほうが安心できるかもしれません。