新型コロナウイルスとホームジムの筋トレ

新型コロナウイルスとホームジムの筋トレ
2019年末から中国武漢で感染拡大が始まった新型コロナウイルス。日本にも大量に中国人観光客が訪れ、また日本人の中国からの帰国者によって、新型コロナウイルスが一気に広がり、ジムで新型コロナウイルスの爆発的感染源となるクラスターが発生してしまったことから緊急事態宣言発令の際にジムの営業を自粛するよう要請が出たほど。

その前からジムは営業を自粛したり消毒を徹底して営業するなどしていましたが、客は退会したり休会したりジムに行くことをやめる人が続出・・・。

ジムが閉鎖してホームジムを作る人が増えた

結局多くのジムは緊急事態宣言の発令前に閉鎖されたところがほとんどでした。そして月会費は徴収しないということで、ジムが破綻する可能性が濃厚になってきました。

さらに毎日のように通っていたジムに行けなくなってしまったため、筋トレができなくなった人たちがダンベルやベンチ、大型のものだとパワーラックなど、あらゆる筋トレ器具を買いまくっています。実際にパワーラックなどもたくさん売れていて、新型コロナによってホームトレーニーになる人は続出するのではと思っています。

しかしこのように大量にパワーラックやプレートが売れてしまったため、ゴールドジムが運営する、私がいつも利用している「フィットネスショップ」では多くの筋トレ器具が売り切れになっています。船便で輸入してるいので入荷までに3ヶ月前後かかるようです。

ホームジムを作っていて本当に良かった

私は引っ越しなどを経て既に5回ホームジムを作り直して現在に至ります。新型コロナウイルスの感染等とは関係なくホームジムで筋トレが私のベースなので、今回の新型コロナウイルスによるジム閉鎖に関してはまったくの無風でした。さらに調子が良くなってきたのでIVANKOのラバープレート40kg分を買い足したところです。

というのも新型コロナウイルスによりホームジムを作る人が続出し、IVANKOのプレートが在庫切れを起こし始めていたからです。買いたいときに買えないのでは困るので早めに確保しておこうと。

緊急事態宣言解除後も東京のジムは閉鎖されたまま

2020年5月23日、緊急事態宣言が解除されてもジムは休業要請を解かれないことがわかりました。確実にジムで新型コロナウイルスが感染リスクの高い場所として認定されていることが理解できます。全国のジムが閉鎖してからもう2ヶ月経過した時点で、これまで毎日ジムに通っていた人たちはどうしているのでしょうか。

そして新型コロナウイルスはこれまでの状況を見ると、感染力は高く一度クラスターが発生するとどんどん広がります。ジムで感染が広がらなくてもどこかでクラスターが発生し家族間や職場、学校で一気に広がるとまた局地的に緊急事態宣言が発令され、当然最初にジムが閉鎖されます。なぜなら、一番最初に解除される施設の中にはジムが含まれなかったから。当然最初に休業要請が課されるのはジムなのです。

新型コロナウイルスは数年かけて流行を繰り返すためジムはかなりリスクが高い施設であり、筋トレをジムでするにも継続できないリスクが伴うと考えられます。

アフターコロナでジムの見直しが迫られるかも

アフターコロナについて色々調べていると、これまで普通だった密集生活がアフターコロナの際にも見直されると考える専門家もいるようです。

狭い空間で隣り合わせてエアロバイクやトレッドミルといった機材はこれまでのようには設置出来ないでしょう。当然マシン器具も近くには置けないかもしれませんし、そもそも汗などが付着して素手で触るジム器具の消毒作業など、どこまでジムが徹底できるかなど不安な部分は多いと思います。

そしていつジムが再開されるかも微妙ですよね。

今からでも遅くない、ホームジムを持とう

アフターコロナでもジムがオープンできないとなると、やはりホームジムが最強になります。今からでも遅くないので自分だけのジムを作りましょう。

お薦めのパワーラックや狭い部屋向けのハーフラックは私が詳しく解説しているのでそれらを参考に選んでください。激安パワーラックやプレートも良いですが一生モノの機材を選ぶことをお薦めします。理由は使い心地が良いこと、処分の際は高値で売却できることが挙げられます。

オススメのパワーラック

普通はホームジムのための部屋がある人のほうが少ないと思いますので、場所を取らないハーフラックがオススメです。パワーラックの半分以下のスペースでベンチ、デッド、スクワット、チンニングが出来ます。

私が今使っているのはハーフラックです。省スペースで見た目もオシャレなのでハーフラックとベンチ、シャフト、プレートで一式そろえてみてください。
新型コロナウイルスとホームジムの筋トレ
いつでも家の中にいながら本格的に筋トレができる環境は最高ですよ。
⇒ハーフラックを実際に組み立てたレポートはこちら

5月7日現在の中国の活動再開状況について

とあるツイートによると、中国では既にかなり新型コロナウイルスは封じ込められたとして経済活動を再開する都市が増えていて、飲食店や国内旅行などは活気が出てきているようですが、フィットネスクラブはまだまだ駄目だそうです。その他はエステ、クラブ、バー、タクシーなど。

そう考えると日本のアフターコロナにおいてもジム閉鎖が続く可能性は十分考えられ、そもそも倒産する可能性もあることからホームジムはこれから作っても遅くないと言えそうです。