パワーテックのハーフラックを組み立てて設置する
特注・オリジナルの黒いパワーテック・ハーフラックが届いた
日本で輸入販売されているパワーテックのハーフラックはイエローですが、アメリカではブラックとイエローの2色展開されています。というわけで、ゴールドジム通販のフィットネスショップ(Think Fitness)さんに黒を買うことは出来ないか相談してみたところ、輸入してくるまでの時間はかかるができるとの回答を丁寧にいただいたので、黒いハーフラックを輸入してもらうことにしました。
ちなみに価格は通常販売されている黄色いハーフラックと同じで違いは色というだけ。フィットネスショップさんの対応は毎回(過去10回以上利用経験ずみ)最高なので、ホームトレーニー全員にオススメしたいですね。
私がサイトで紹介した黒いハーフラックによって注文時に黒を選択できるようになった
余談ですが、私がこうして黒いハーフラックの注文方法を紹介してから、フィットネスショップさんでハーフラックを注文する際に選べなかったカラーが、現在では選べるようになっています。黄色か黒を選んで注文してください。
ただし黒は基本的に注文しないと日本に入ってこない別注品なので、注文後カード決済を済ませたあとに船便で日本に届くので時間がかかるのだけ注意が必要です。
パワーテックのハーフラックの詳細と販売ページ送料無料、ゴールドジム直営ショップで安心
パワーテックのハーフラックを組み立てる
梱包を開けるとこのような状態で届きました。Think Fitnessさんでは輸入して届いたパワーラック、ハーフラック、巨大マシン、ベンチなどすべて一旦組み立てて不備はないか、パーツ不足はないかを確認してから送ってくれるので安心。そしてこの梱包です。激安筋トレ器具は中国から梱包無しで放り込まれてくるので傷だらけだし中で機材同士がシェイクしてカランカラン音が鳴る状態で届くこともあるので注意が必要です。
ではすべてのパーツを取り出してみましょう。
ハーフラックを組み立てる
土台の組み立て
パーツをすべて並べてみました。マットの横幅十分ですね。幅は1820cmですので、通常のマットサイズとコンパネで問題ないことがわかってもらえると思います。サラサラしたマットブラック塗装がかなりクール。高級感しか感じられません。もしプライベートジムやパーソナルトレーニングジム開業を考えている方は黒いハーフラックをオススメします。空間がかなり締まります。
組み立ては説明書通りにやれば問題ないでしょう。まずは土台と支柱を組みてるステップ1、そして上部の横鉄骨とチンニングバーをつけて固定するステップ2の2段構成で組み立てていきます。
まず土台となる横鉄骨を配置。
そしてコの字になるように土台の縦鉄骨を配置。これがハーフラックの土台になります。プレートラック用のポールがついている支柱があり、土台とともにこの支柱も同時にボルト締めしていきます。
このように後ろから支える支柱と土台のコの字が一体化しました。
後ろから支える支柱と土台を固定するネジとボルトは間違えないように既に支柱にセットしてあるので安心です。毎回そうですがこのような気配りができているのが日本の販売店のすごいところだと思います。
支柱の組み立て
では後ろから支える支柱と、前に位置するメイン支柱、そして土台を組み立てていきます。
まずは補強プレート。これをメインの支柱に当てて後ろの支柱とボルト止めしていきます。穴に遊びがあるので、ボルト締めしながら位置を確認しましょう。
こんな感じで補強プレートが下がらないように、後ろから支える支柱と同じ高さになるように補強プレートを上に上げながらボルトを締めていきます。
あとはコの字の土台とメインの支柱をボルト締めすればステップ1は完成です。ここまではかなりスムーズに、ひとりでも簡単に組み立てることが出来ます。
上の横支柱とチンニングバーの組み立て
ここからが鬼門です。メインの左右の支柱を上で連結させます。
これはすでに右側は連結済みです。しかし左の支柱とはこんなに離れているんです。要するに横支柱と連結させることでメインの支柱をまっすぐ固定するわけですね。縦支柱の外側には補強プレートをつけて外側から締め上げていきます。
メイン支柱は外側に広がっているので、これを横支柱に寄せるのがまず大変。さらに力づくで寄せた上でボルトを締めていきます。これが最も大変。そもそもボルトがスムーズに入っていかないのでできれば二人いたほうが楽です。私はひとりで作りました。数年前も同じパワーテックの黄色いハーフラックをひとりで組み立てましたがこんなに大変だったか・・・と。
そしてチンニングバーを横支柱にボルト締めすれば完成です。
パワーテック、ブラックのハーフラックの細かいところをチェック
ケーブルマシン増設用の穴
まずはチンニングバー部分。プラスチックキャップがついている穴です。昔はキャップはなくここに穴が空いたままだった気がします。今はしっかりと塞がれているんですね。上のここと下の土台部分の横支柱の穴にボルト締めしてケーブルマシンをオプション追加できます。業務用ハーフラックとして推しているのはこのような拡張性があるからです。
28mmプレート用ホルダー
後ろのプレートラックのポールは28mm用です。昔は50mm用の太いポールが標準装備でしたが、ホームジムレベルだったら28mmのスタンダードプレートがほとんどだと思うのでこれに変更されて良かったです。ちなみに50mm用のポールはオプションで購入できます。まあジムトータルのコスパで考えると28mmで十分だとは思いますが。
ハーフデッドリフトもラクラク
セーフティーラックは一番下まで入れることが出来ます。これでデッドリフトを床から引かず、膝下あたりから引くことが出来ます。私は腰が弱いのでハーフデッドにとどめて筋トレしているためこれは嬉しいですね。
パワーテックのブランドロゴテキスト
ちなみに支柱の側面にはこのようなパワーテックのロゴ入りプラスチックキャップがついています。
個体識別のためのシリアル番号つき
土台の支柱にもロゴプレート、そして個体識別のためのシリアル(型番以降はぼかしています)が記載されています。シールのような剥がれてしまうものではなくガッチリプレートとして固定されています。激安筋トレ器具ではまずシリアルすらないですね。こういう点でもパワーテック社を私が推す理由が理解してもらえるのではないかと思います。
というわけでパワーテックのハーフラックをひとりで組み立ててみました。時間は3時間ほどかかりました。時間がかかったのはボルト締めです。手でやるとこれくらい時間がかかってしまいますが、電動ドリルでやれば1時間で終わるはずです。二人で組み立てれば1時間を切ると思いますので挑戦してみてください。
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送料無料、カラーも事前に調整すればブラックでオーダー可能でした。ゴールドジム直営のオンラインショップは本当にお薦めです。
※私が紹介してからフィットネスショップさんで注文時に黒を指定できるようになっています。事前決済が条件で別注してくれますよ。