肘の痛みと音がするスカルクラッシャー、トライセップスエクステンション

昔プリーチャーカールをしていて右肘内側を痛めました。それからというもの、スカルクラッシャー、トライセプスエクステンションの際に肘の軟骨のような部分がポキポキ鳴るようになってしまいました。

痛みは今のところなく、もう20年近く改善せずなので、もう治らないものなのかと諦めています。

2年ぶりにトライセプスエクステンションをやってみたらやはり完治はしておらずポキポキ鳴り始め、ベンチプレスで肘を開いているにも関わらず鳴るので、音がならない筋トレ方法を試行錯誤してみました。

肘を下ろす動作で音が鳴る

肘を下ろしていき、肘の内側角度が90度に近づく前にポキっと音がなります。しっかり上腕三頭筋を収縮させてトレーニング効果を得つつ、どのような動作をすれば音がならないかを色々と試してみました。

肘を開いたり狭くしたり

肘を開かないようにするのがスカルクラッシャー、トライセプスエクステンションのセオリーですが、逆に開いてやってみたり、閉じることをより意識してみたりしました。

結果はどちらも肘のポキポキ音は変わりませんでした。

バンザイ状態まで腕を伸ばしてやってみた

腕を極力伸ばしていき体からバーベルができるだけ離れた位置で肘を伸ばしてみたものの、これも無意味で肘がポキポキ鳴り止みませんでした。

肩甲骨をガッチリ固定、肩も固定したらポキポキが止まった

最後に、肩甲骨を寄せてベンチに押し付けるようにし、肩や僧帽筋の後ろ部分もガッシリとベンチに押し付けて肩より上の上半身を完全固定することを意識すると、肘のポキポキ音が止まりました。

理由は上体をベンチに固定したことで上腕全体のブレがほとんどなくなったからなのかな、と推測します。肘の動きや角度はこれまでと同じで、肘を軸として前腕を上下させていることに変わりがないんですよね。

ポイントは肩甲骨や肩、僧帽筋の後ろ側の皮膚が擦り切れるくらいベンチに押し付けて固定することです。これで20レップを10セット以上やったあとの疲労状態でも肘のポキポキ音が抑えられました。

痛みはないものの、毎回1レップごとに肘が鳴るのは不気味ですし、やり続けたことによる後遺症がある程度の時期に出てくるとそれも困りますからね・・・。全盛期のようにもっとプレートを増やしてできるようになったとき、この上半身ガチ固定で肘が安定するかどうか、気になりました。