CoQ10の筋トレ&ダイエット効果とアンチエイジング
CoQ10は一般的にテレビショッピングなどでおばちゃん向けに売れている成分という印象もあるかと思います。もちろんアンチエイジング系にも必要な栄養素で特に加齢によって体内のCoQ10量が激減していくのでサプリとして摂取したほうがいいのは間違いありません。
しかし筋トレや減量のためにCoQ10は必要で、当然加齢によってCoQ10は減っていきますから筋トレの効果を最大限享受したいならCoQ10はサプリで摂取し続けることをオススメします。
CoQ10の働きとは
ATP合成の促進
エネルギーであるATPを作り出すために必要なのがCoQ10です。CoQ10がないと体内でエネルギーを効率的に生み出すことができなくなります。
加齢とともにCoQ10が減り、結果的に代謝が落ちて、歳を取ると痩せにくくなってしまう、疲れやすくなってしまうのはこのためです。CoQ10が不足していて効率よくエネルギー生産ができなくなっているのです。
筋トレの面で言えばエネルギーを再三するATP合成が若い頃よりも落ちてくると、各セットで追い込むことができなくなったり扱うウエイトが維持できなくなったりします。これは加齢も影響しています。加齢するということはCoQ10が減っていることも意味していますから、室の高い筋トレをするには減っているCoQ10をサプリで補う必要があるのです。
脂肪燃焼効果
CoQ10はエネルギー生産をよりスムーズにするために必要な栄養素です。そのため効率よく運動でエネルギーを消費することができれば、その分体脂肪がエネルギー源として使われやすくなります。結果的にCoQ10はダイエットにも効果があると知られるようになりました。
とは言え実際にはCoQ10を飲んだだけでは意味がなく、「CoQ10によってエネルギー生産効率が上がった体で運動をする」ことが重要です。老化によって運動をしてもなかなか脂肪が落ちなくなってきたらCoQ10を摂取してエネルギーを効率的に使い体脂肪を減らすのが得策です。
CoQ10と同時に脂肪燃焼系アミノ酸であるカルニチンを摂取することでより脂肪燃焼効果が大きくなります。
抗酸化作用
CoQ10には抗酸化作用もあります。高齢者向けやアンチエイジング向け商品にCoQ10が含まれているのはこのためです。加齢とともに酸化が残りやすくなるためCoQ10を補給して抗酸化していくことはアンチエイジングには重要です。
筋トレをすれば当然体は酸化しているので、そのケアにもCoQ10の働きが役立ちます。
CoQ10に副作用は確認されていない
これまでの研究ではCoQ10をサプリメントで摂取する場合の副作用は確認されていません。CoQ10は体内にあるものですから、サプリメントで摂取しても危険性は低いと考えられます。
CoQ10の摂取タイミング
CoQ10は脂溶性なので、食事と一緒に摂取するのがベストです。脂溶性のものは空腹時に摂取すると吸収効率が悪いとのこと。筋トレや有酸素運動前の食事と一緒にCoQ10を摂取するのが良さそうですね。
特に筋トレや有酸素運動をしていないけど、老化防止のためとか健康のためという方は、1日の活動が始まる朝食と一緒にCoQ10を摂取すれば良いと思います。寝る前の夕食時だとエネルギー生産の活性化もあまり意味がなくなってしまうかもしれませんしね。
CoQ10の1日の摂取量目安
2005年の日本健康・栄養食品協会によると、1日300mgまでは問題なかったということでまずは1日の上限値を300mg以下が良いだろうとなっています。
私は筋トレは夕食後に行うことが多いので、夕食前に1粒100mgを摂取していて、同時にカルニチンとCLAも摂取し、エネルギー消費をできるだけ効率よく進められるかなと期待しています。