ヘックスダンベルはホームジムでもお薦め
私は最初にホームジムを作った2013年から重量の変更ができない固定のヘックスダンベルを選んできました。
ヘックスダンベルはジムに置いてあるような重量が固定のダンベルなのでスペースが限られるホームジムでは敬遠されがちです。それでもヘックスダンベルを選び続けてきた理由をシェアしようと思います。
ヘックスダンベルのメリット
- 六角形のウエイトで床で転がらない
- 着脱プレートがないのでプレートの落下の危険性ゼロ
- ダンベルプレスなどの際に膝にダンベルを置いてスタートできる
特に筋トレ中に重宝するのはオンザニーじゃないでしょうか。プレートを膝の上に乗せてからスタートポジションの仰向け状態にダンベルを持っていきやすい。ジムで筋トレしているのと同じ感覚でダンベルトレーニングが可能になります。
ダンベルシャフトにプレートをつけるタイプではこれができません。
最近のワンタッチでウエイトを着脱できるアジャスタブルダンベルはオンザニーができますが、プレートの落下事故が怖いので私は使っていません。仕様通りに固定できていれば落下することはほぼないと言えますが、可能性はゼロできなく怪我をした人もいるようです。それと見た目があまり好きではないのでヘックスダンベルが私にとってはベストでした。
ヘックスダンベルのデメリット
- ジムのように1kg刻みで重量を揃えるのはスペース的に現実的ではない
- 細かくダンベルを揃えていくと高額になりがち
- ゴム臭が半端なく臭く、それが長期間持続する
- ダンベルラックがないとホームジムが散らかる
重量固定式のヘックスダンベルは1kg単位の小刻みに揃えていくのはホームジムでは現実的ではありません。場所を取りすぎてしまいます。床置きなんてしていたら足の踏み場がなくなってしまいます。
そのため、3種類くらい揃えたらダンベルラックを購入してスタック収納できるようにしないとホームジムでは厳しいです。私は3種類揃えてその後に2種類くらい追加することを考えていたのでダンベルラックを購入しました。3種類6個のヘックスダンベルくらいまでなら床置きはギリギリ許容範囲でした。
それとヘックスダンベルのウエイト部分はゴムコーティングされていて誤って落下させてしまったときの衝撃吸収など良い部分もあるものの、高品質なゴムではないため化学的なニオイがかなりキツイです。1ヶ月外に放置していてもほぼ変わらないので、諦めて室内に置いておくのがサビ防止にもよく無難です。
ちなみにIVANKOのラバープレートに使われているラバーは高級天然ラバーなので臭さはゼロです。これが価格相応の高品質なラバーです。
ダンベルラックを購入し、ヘックスダンベルを揃えると筋トレモチベが上がりっぱなし
ヘックスダンベルを5種類、6種類くらい揃え終われば、ジムに使い感覚で筋トレができるようになり、プレートの着脱もせず集中して筋トレができるので筋トレのモチベーションがかなり上がります。
アジャスタブルダンベルとは違い、ズラッと黒いヘックスダンベルが揃っている光景もホームジムの雰囲気が一気にクールになります。揃ってる感が増すのでホームジムに入った瞬間テンションが上がるはずです。私は毎回「良いホームジムを作ったなと」小さいスペースながら工夫して快適な空間を作り上げたことに感動するところから筋トレがスタートしています。
1kg単位で細かくダンベルを使い分ける筋トレはしない
私がヘックスダンベルを使い続けるのには妥協も含まれています。ジムのように1kg単位で細かくダンベルを使い分けて筋トレすることは諦めました。そもそも1kg単位で細かくドロップセットを組んだりする必要があるのか、というとそこまで刻まなくてもいいかなと。
私は別にプロのボディビルダーやフィジーカーでもないですし、趣味で筋トレをしている程度なので、細かくても2.5kg単位くらいでダンベルが揃っているだけで十分と判断しました。恐らくほとんどの人が実際はそうなんじゃないかなと思います。
1kg単位でドロップセットをコツコツできるほど時間もないので、2.5kとか5kg単位で重量を下げていって各ウエイトで完全に最後まで絞り切ることを意識すれば問題ありません。筋トレを仕事としてやっている場合はこだわる必要もあると思いますけどね。
なので私は、30kg、25kg、20kg、15kg、10kg、7.5kg、5kg、3kgで揃えています。揃えすぎた感もありますが、コツコツ買い揃えていってヘックスダンベルが増えていくと壮観でホームジムの雰囲気が一気にジムっぽくなって気分も良くなりますよ。
何より安全なダンベルでしっかり追い込み、体作りを実現するため日々使うものですから、多少お金が掛かっても私は揃えてよかったなと思っています。