ジムの代わりとなる本格的なパワーラック一式はいくらで揃えられるか

ジムと同じレベルで筋トレしたい人はコストがかかる

既にジムに通っていてジムの器具で筋トレするときと同じような感覚で自宅でも筋トレがしたい、という方は、パワーラックにアクセサリーなどを加えて購入することでジムと同等のトレーニングが自宅でも可能です。

ただし注意点としては、パワーラックを置くスペースが必要であることと、かなりお金がかかることです。一時的な出費に関しては覚悟したほうがよいと思います。

  • パワーラック199,800円
  • プーリー156,600円
  • アジャストベンチ113,400円
  • プレート20kg×6 : 69,336円
  • プレート10kg×2 : 14,040円
  • プレート5kg×4 : 12,096円
  • シャフト12,960円
  • パワーブロック126,360円

合計704,592円
これは高いですね・・・。私が見ても高いと思います。ただしプーリーやパワーブロックは外しても問題ないと思いますので、自宅の筋トレでやりたいことと予算を考えてみることをお薦めします。

ちなみにプーリーとパワーブロックをなくすと、421,632円となり、ある程度現実的な価格に収まります。これはあくまで私のお薦めの最上級レベルのメーカー品ですので、これよりもさらにコストを落とすことも可能です。まず40万円くらいあれば、ジムレベルの業務用パワーラックとその他の器具が揃うと考えてもらえればOKです。

それではお薦めのメーカーの詳細を下に載せておきます。また、さらに価格を抑えた構成についても最下部にまとめましたので参考にしてください。

タフスタッフ製品一式とバーベルシャフト・プレート一式

タフスタッフ パワーラック
199,800円(税込)
サイズ:幅130×奥145×高213cm
重量:99kg

個人で購入できる最強のパワーラックと言っても過言ではありません。まず強靭で歪みのない安全なパワーラックであることは言うまでもなく、特筆すべきはラックとセーフティーがワンタッチで上下することができるところでしょう。ホームジムの場合はスペースが限られるためラックやセーフティーの付け替えに無駄な移動はできるだけ避けたいのです。特に安物のパワーラックはセーフティーが前後の支柱に貫通させるようになっているので付け外しが面倒な上にかなり入れ替えスペースが必要になります。

ハイ&ロー・プーリー
156,600円(税込)

ケーブルマシンは常にテンションを維持するために重要なマシンのひとつです。タフスタッフのパワーラックはこのプーリーを後付可能です。これによってパワーラック1つのスペースにケーブルマシンも追加できます。上から引っ張る、下から引き上げるハイローどちらも当然可能です。価格が高いのが難点ですが、ダンベルやバーベルでは味わえないトレーニングをプラスできます。これはお好みで追加してください。

マルチパーパスベンチ
113,400円(税込)
サイズ:幅69×奥145×高105cm パッド:幅25×長81×厚7cm
重量:37kg

タフスタッフのアジャストベンチの強度は高く、最も負荷がかかり、角度をつけている部分の厚みが何と1cm以上。インクラインもデクラインもどちらも可能です。安全性を追求しするなら確実にタフスタッフのアジャストベンチがお薦めです。

IVANKO 28mm ペイントプレート
20kg×6 : 69,336円(税込)
10kg×2 : 14,040円(税込)
5kg×4 : 12,096円(税込)

世界で最も使われているウエイトと言えばIVANKOです。ジムで見ないことはないですよね。ペイントプレートはプレート同士がぶつかるとうるさいのが難点ですが、安さの魅力も大きいのでまず160kg程度のプレートを用意しておけば暫く困ることはないのではないでしょうか。
ストレートシャフト分で10kgを足して合計170kgくらいですね。自宅でトレーニングする際はバーを落下させることはもってのほかだと思うので、完全にラックアウトするまでコントロールできるウエイトで鍛えあげる必要があります。

IVANKO バーベルバー 2070mm 10Kg
12,960円(税込)

パワーラックのほとんどが横幅2mのシャフトに対応となっています。1.8mのシャフトのほうが安いですが、ラックの幅に間に合わないので2mを買いましょう。重量も10kgときりが良いのでウエイトの計算もしやすいでしょう。

パワーブロック 41kgセット
126,360円(税込)

パワーブロックは知らない人はいないほど有名なホームトレーニー必須の可変ダンベルです。最大41kgのパワーブロック2つで1セットになっています。ベンチプレスが100kg以上の方は必然的に30kg以上のダンベルを使うことが多いはずですので、最低でもこの41kgタイプのパワーブロックがあるとよりジムと同じレベルで筋トレできるでしょう。さらに重い59kgまでのパワーブロックもありますが、価格が異常に高すぎるので殆どの人が手がでないと思います。ダンベルトレーニングはしっかりとアイソレートして効かせるようにすれば41kgのパワーブロックでも問題ないはずです。

買うもの・買わないものを選択する

まずはプーリーはいらない、という方は多そうですね。また必要なプレート数も筋トレのレベルによって違うので調整してください。

絶対に外せないのは、パワーラック本体、アジャストベンチ、プレート、シャフトです。これらは絶対に必要になります。ダンベルもあれば良いですが、なくてもなんとかなります。あとで買い足すこともできるので、必要最低限のものを揃えて少しずつ買い足すのもありです。